こんにちは。
 
伊丹市や中山寺駅の周辺で歯科を探している皆さん、「荒牧あおやま歯科医院」です。
 
 
お子さんの歯ぎしり音を聞いていると、小さい歯がすり減ってしまうのではないかと心配になりますよね。
 
音の大きさや歯ぎしりをする時間帯に、個人差はありますが、歯ぎしりをしているお子さんは、とても多いです。
 
大人の歯ぎしりは、歯や顎だけでなく全身の健康状態を悪化させる危険なものですが、子どもの歯ぎしりは、大人とは違って、成長の過程で起こる生理現象の可能性があります。
 
歯ぎしりについて詳しくお話しします。
 
 

大人の歯ぎしりは特定の場所に、ご自身の体重以上の強い力がかかります。
 
日常的に歯ぎしりをしていると、歯がかけてしまったり、歯並びが乱れたり、顎関節症になることもあります。
 
放っておくと、歯や顎だけでなく、頭痛や肩こりといった全身の不調にも繫がる危険なものです。
 
歯ぎしりは無意識のうちにしていることが多く、気付きにくいものですが、ご家族の方から指摘されたり、朝起きた時にお口の中に違和感があったりする場合は、歯ぎしりをしている可能性が高いです。
 
大人の歯ぎしりは、ストレスや不安などの精神的な要因から起こることが多いとされていますが、はっきりとした原因はわかっていません。
 
ストレスを和らげるために、規則正しい生活を送り、適度な運動を取り入れるなどの対策で改善されることもありますが、自己判断せず歯科を受診することをおすすめします。
 
 

乳歯が生え始めてから永久歯に生え変わり、そして生え揃うまでの間、お子さんのお口の中は常に変化しています。
 
乳歯が生え始めた頃は、歯や顎を使う練習のために歯ぎしりをするといわれています。
 
永久歯へと生え変わる時期は、歯が揃わず、かみ合わせが悪くなりやすいです。
 
しっかり噛めるポジションを見つけるために、歯ぎしりをしながら歯や顎の位置を調整します。
 
このように、子どもにとっては無意識のことですが、お口の成長に伴って歯ぎしりをするので、歯ぎしりは成長の証と言われているのです。
 
ただし、中には、治療が必要なケースもありますので、お子さんが歯ぎしりをしている間はお口の中をよく観察してください。
 
 

永久歯に生え変わる前の歯ぎしりは、時期が来ると自然となくなっていくこともあります。
 
けれども、激しい歯ぎしりによって、歯がすり減ったりグラグラしたりしている時や痛みを伴っている時は、他の要因が考えられます。
 
永久歯が生え揃っても歯ぎしりが続いている時は、かみ合わせに問題があるケースが多く、放っておくと歯並びがどんどん乱れていきます。
 
できるだけ早く、歯並びやかみ合わせを整える治療を始めることをおすすめします。
 
ご家庭では判断が難しいですので、乳歯が生え始めたら歯科での定期検診をスタートさせましょう。
 
 
歯ぎしりは、お子さんやご家族の健康状態を知るサインのようなものです。
 
何かわからないことやご心配なことがありましたら、荒牧あおやま歯科医院までお越しください。