こんにちは。
 
伊丹市や中山寺駅の周辺で歯科を探している皆さん、「荒牧あおやま歯科医院」です。
 
 
「歯ぐきの黒ずみが気になって思いっきり笑えない……」
 
そんなお悩みをお持ちの方が多くいらっしゃいます。
 
その黒ずんだ歯ぐきに接している歯は、10年以上もの昔、歯科治療した歯ではないですか？歯科治療に、金属を使っているのではないでしょうか。
 
歯ぐきの黒ずみは、「銀合金」などのメタル素材で作られた詰め物や被せ物などが原因でおこる歯ぐきの変色「メタルタトゥー」の可能性が高いです。
 
「金属の入れ墨」と聞くと、取り除くことができないもののように感じてしまいますが、改善できますのでご安心ください。
 
今回は、メタルタトゥーの原因と改善方法についてお話しします。
 
 

かつては、むし歯の治療の際、詰め物や被せ物などに「銀合金」を使用するのが一般的でした。
 
常に唾液で湿ったお口の中にある金属素材は、時間の経過と共に劣化し、金属イオンが歯ぐきに溶け出します。
 
そうして溶け出したイオンが酸化し、歯ぐきの黒ずみの原因となるのです。
 
金属が溶け出して着色していることから「メタルタトゥ―」と呼ばれています。
 
また、着色以外にも、身体全体の健康状態に影響を及ぼす可能性があります。
 
金属アレルギーを引き起こす危険性や、歯と修復物との間に生まれたすき間に細菌が入り込み、むし歯や歯周病になるリスクを高めます。
 
 

メタルタトゥ―を改善するためには、原因である「メタル素材」を取り除く必要があります。
 
お口の中にあるメタル素材の修復物を取り除き、金属を使用していないメタルフリーの素材に交換する治療を行うのです。
 
メタルフリーの素材には、審美性や耐久性が高く、身体に負担の少ないジルコニアをはじめとしたセラミック素材がおすすめですが、自費診療となりますので、価格の面をご心配される方もいらっしゃるでしょう。
 
当院では、高品質のジルコニアを独自の方法で調達し、リーズナブルな価格で提供しています。
 
コンポジットレジンといった歯科用プラスチックを使って、保険診療の範囲でメタルフリーを実現することも可能ですので、お気軽にご相談ください。
 
 
メタルタトゥ―の原因と改善方法についてお話しました。メタルタトゥー以外の原因が歯ぐきの黒ずみを引き起こしいている可能性もありますので、自己判断せずに歯科を受診しましょう。